Kdenlive
ビデオエディタKdenliveを使ってみました。
Kdenlive
Kdenlive is the acronym for KDE Non-Linear Video Editor. It works on Linux, Windows, macOS, and BSD.
環境
- Arch Linux
- kdenlive 25.04.2
構築
- インストール
sudo pacman -S kdenlive
- 設定
- ツールバー(2種)を表示し、アイコンのみに設定
利用
起動から書き出しまでの流れ
- 起動
フルスリーンモードに変更 - プロジェクトの設定(オプション)
必要に応じて解像度、フレームレートなどを変更 - プロジェクトビンにクリップを追加
- タイムラインにクリップを配置
- クリップの編集
- クリップのトリミング(不要な部分の削除)
- トランジション(クリップ間の切り替え効果)を追加
- エフェクト(色補正、音声調整など)を適用
- テロップ(字幕)を作成・追加
- レンダリング(プロジェクトを動画ファイルとして書き出す)
クリップを特定位置で分割
- タイムライン上で分割したい位置にカーソルを移動
左右矢印キーで微調整 - 分割
クリップを右クリックから「クリップの切り取り(Shift R)」
テロップ(字幕機能)
- 字幕の追加
プロジェクト 字幕 字幕を追加 - 字幕トラックを表示/非表示するには
プロジェクト 字幕 字幕ツールを編集 - 字幕トラックのレイア―を追加/削除するには
プロジェクト 字幕 字幕を管理
テロップ(ファイルから字幕生成)
- プロジェクト 字幕 Export Subtitle File
- Subtitle File(subtitle.ass) を編集
- プロジェクト 字幕 Import Subtitle File
テロップ(タイトル・クリップ機能)
- 「プロジェクト」「タイトル・クリップの追加」
- タイトルクリップの作成
「タイトルエディター」で字幕テキストを入力し、フォント、サイズ、色、配置などのスタイルを設定 - タイムラインへの追加
作成したタイトルクリップをタイムラインにドロップ - 字幕の調整
必要に応じて、字幕の表示時間や位置を調整
ズームイン
- 「効果」-「Transform, Distort and Perspective」-「トランスフォーム」をタイムラインのクリップにドロップ
- トランスフォームでキーフレームを追加
- トランスフォームでスケールを変更
フェードイン/フェードアウト
- 「効果」-「モーション」-「フェードイン」
- 「効果」-「モーション」-「フェードアウト」
ショート動画用にポートレートレイアウトに変換(608x1080)
- 「プロジェクト」-「プロジェクト設定」で既存の1080pのプロファイルから新規プロファイルを作成して選択
608 x 1080
9 : 16 - クリップを取り込み
- 「Effects」-「Transform, Distort and Perspective」-「Position and Zoom」をダブルクリックしてクリップに反映
- 「Position and Zoom」の「高さに合わせる」アイコンを選択
- 「Position and Zoom」の「水平方向に中央」アイコンを選択
- レンダリングを実行 (1:46, 43.2MB)
ショート動画用にポートレートレイアウトに変換(1080x1920)
- 「プロジェクト」-「プロジェクト設定」で「カスタム」-「Vertical HD 30fps」を選択
- クリップを取り込み、タイムラインに配置
- 「効果」-「Transform, Distort and Perspective」-「トランスフォーム」をタイムラインのクリップにドロップ
- トランスフォームの「高さに合わせる」アイコンを選択
- トランスフォームの「水平方向に中央」アイコンを選択
- レンダリングを実行 (2:42, 88.6MB)