https://www.ventoy.net/
https://github.com/ventoy/Ventoy/releases

USBメモリにOSのブート用イメージファイルをコピーしておくと、選択してブートできるというものです。複数ISOファイルにも対応しています。これは便利。
MBR用とGPT用で2つ用意しておけば困ることはないでしょう。

構築

Windows 環境でVentoyを設定する場合

  • Ventoy2Disk.exeを起動して設定する。

Linux GUI 環境でVentoyを設定する場合

  • VentoyGUI.x86_64を起動して設定する。

Linux CUI 環境でVentoyを設定する場合

  • MBR(Legacy BIOS) 起動用の場合
    sudo ./Ventoy2Disk.sh -i /dev/sdX
  • GPT(UEFI) 起動用の場合
    sudo ./Ventoy2Disk.sh -g -i /dev/sdX

ISOファイルのコピー

  • USB メモリのVentoyボリュームの方にISOファイルをコピーする。
    複数入れてもOK。
    フォルダの中に入れてもOK。

テーマのカスタマイズ

VTOYEFIパーティションの/grub/themes/ventoy/に格納されている。

  • 設定ファイルはtheme.txt
  • 設定ファイルで画像ファイル名を指定可能。
    デフォルト背景画像はbackground.png
    1024x768で16bitのPNG形式が利用可能。
    GIMPで減色する場合は[画像]-[モード]-[インデックス]で、16bitを指定して色ディザリングを誤差拡散

利用

  • 公式サイトの動作報告リスト
    https://www.ventoy.net/en/isolist.html
  • ChromeOS Flex は拡張子.bin を.img にするとよいらしい。
    ChromeOS Flex 自体が動作するかは機器依存。