Android NDK を試してみた
Proton SDK を使って、Android NDK で実装されたIrrlicht のQuake マップデモをAndroid 端末実機で実行してみた。スクリーン上に「方向キー」、「ポインティング用のパッド」、「メニュー画面へ戻るボタン」などのGUI の他、サウンドも実装されている。
デモ用のRT3DApp.apk が提供されているけれど、自分でビルドする場合はAndroid SDK, Android NDK の環境を構築しておいて、以下のコマンドを投入するとAndroid 端末(android-8: Android 2.2)への転送までやってくれるみたい。Android 端末側では、「設定」-「アプリケーション」-「USBデバッグ」を許可しておく。
$ svn checkout svn://rtsoft.com/rtsvn/proton |
./RT3DApp/android/local.properties の中のsdk.dir にはAndroid SDK のパスを指定する。アプリケーション本体のソースコードは、./RT3DApp/source/ で、アウトプットは./RT3DApp/android/bin/RT3DApp-debug.apk に生成された。
ant install の前に./RT3DApp/media/update_media.bat と./RT3DApp/android/build.bat 相当を実行して、./RT3DApp/android/assets/ にリソースを展開しておく必要があるみたい。
ant install の代わりにant debug でパッケージを生成して止まるみたい。
Proton SDK はXFree86 1.1 ライセンスで提供されていて、各種プラットフォームに対応しているみたい。Bullet ライブラリも取り込まれているようなので、何か作るのには便利かも。