KeePass

パスワード管理ソフトKeePass 2.34 を日本語化して使ってみました。

KeePassX というものあってこちらは既に日本語化されていますが、若干機能が少ないようです。データベースの形式は互換しているようです。

KeePass のインストール

Ubuntu 公式リポジトリにも存在しますが、最新のバージョンを利用するためにPPA 版を利用することにしました。

$ sudo apt-add-repository ppa:jtaylor/keepass
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install keepass2

日本語翻訳ファイルのダウンロード

公式に日本語翻訳パッケージがありますが、半角カタカナは好みでないので、有志の方が作成した全角カタカナバージョン(バージョン2.23)Japanese-2.23-mod.lngxをベースに利用することにします。
http://halsinan.com/archives/256

日本語翻訳ファイルの修正

私がインストールしたKeePass のバージョンは2.34 ですので、未翻訳の箇所があります。ツールを使って翻訳を追加します。以下のページの一番下にあるKeePass 2.x 用のTrlUtil ツールをダウンロードします。
http://keepass.info/translations.html
Linux 上ではmono で動くようです。

$ mono TrlUtil.exe

修正したファイルを/usr/lib/keepass2/ 下に保存して、KeePass を起動します。

日本語翻訳の適用

View-Change LanguageSelect Language から変更します。
また、表示用の日本語フォントも再設定しておくとよいと思います。

KeePassX

KeePassX でもKeePass で作成したデータベースファイルを開けました。

$ sudo apt-get install keepassX